世界には人間だけでなく、様々な動物が生活しています。昨今の研究では、動物たちにも心や知性があることが分かってきています。そこで今回は、世界の動物たちの「心」がわかるエピソードをご紹介します。
2.体の不自由なイルカを迎えいれたマッコウクジラの家族
マッコウクジラの家族が、フィンが不自由なイルカを家族として迎えいれています。イルカとマッコウクジラのパートナーシップが観測されたことはこれまで皆無。「イルカは体が不自由なため、マッコウクジラと同じ速度でしか泳げず、そのことがかえってプラスに働いたのでは」と動物学者は考えています。
2.柵の中に落ちた赤ちゃんを助けたゴリラ
動物園で、赤ちゃんが誤って約6メートル下の柵の中に転落。それを見たメスのゴリラは赤ちゃんを抱きかかえ、飼育員さんのもとに安全に運びました。きっと母性本能が働いたのでしょう。
3.盲目のジャックラッセルにつきそうスタッフォードシャーテリア
このスタッフォードシャーテリアは盲目のジャックラッセルの目となり、どこにいくにも一緒。食べ物や寝床を探すなど、片時も離れたことがないそうです。
4.子供が喉を詰まらせた時に知らせたオウム
このオウムは赤ちゃんが朝食を喉につまらせ泣いてる時、飼い主が助けに来るまで羽をばたつかせながら「ママ、アカチャン!」と叫んだそうです。
5.シロイルカがダイバーを救う
中国でダイビング大会が行われた際、1人のダイバーが気絶してしまいました。そこに、シロイルカが現れてダイバーを海上まで引っ張りあげたため、ダイバーは一命をとりとめました。
6.孤独な赤ちゃんカバが130歳のカメと友達になる
カメは社交的ではありませんが、カバの赤ちゃんのオーウェンに対しては特別のようです。オーウェンはいつもカメのムジーにくっついて歩き、ついに親友となってしまったのです。オーウェンはムジーにグルーミングし、すり寄り、一緒に冒険して回るのです。
7.迷い猫を助け我が子のように世話をするメスザル
アフリカのジャングルに住む猿「マカク」が、迷っていた猫を捕獲。あたかも自分の子どものように面倒を見て、世話をする様子が目撃されています。
8.溺れそうな犬を救ったマナティ
犬が海に落ち、もがいているところに現れたのが一匹のマナティ。犬が泳ぎつかれないように浮き代わりとなり、助けが来るまでサポートしていました。助けが来るとマナティは海にかえって行ったそうです。
9.親友の犬を失った猫がとった行動
子猫のスカウトは、親友である犬のチャーリーをガンで失いました。飼い主はそんなスカウトのために、iPadにチャーリーの映像を入れて、チャーリーのベッドで再生。すると、チャーリーの映像を見たスカウトはiPadのスクリーンに擦り寄ったのです。
10.ライオンが2人の少年と再会
ライオンのクリスチャンは1969年に、2人の少年のもとに里子としてやってきました。しかし、数年後にライオンは手に負えないほど成長したため、両親は森に返すことにしました。その後、クリスチャンはライオンの頭領となり、少年たちのことは覚えていないと伝えられました。
時が経ち、少年たちは大人になると、クリスチャンを探しました。長い捜索ののち、2人はようやくクリスチャンを探しだしました。そして…
クリスチャンもまた、2人を覚えていたのです。