加齢と共に肌に現れるイボ。特に首や手など目立つ部位に発生するイボに悩まされる女性は少なくありません。イボ自体に痛みはありませんが、見た目に良くないので発症すると憂うつになる可能性があります。この記事では、首イボを引き起こす原因と、世界中で広まっている民間療法について詳しく説明します。
イボの種類は?
イボは皮膚のどこにでも現れる可能性があります。イボはウイルスによって引き起こされる良性腫瘍で、そのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因です。HPVは皮膚の上層に感染し、急速に成長することでイボとなります。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
尋常性疣贅とは皮膚が盛り上がって硬くなる、一般的なイボのことをさします。特に手や足に発症しやすい特徴があります。
伝染性軟属腫(みずいぽ)
伝染性軟属腫は通称「みずいぼ」と呼ばれます。幼児に発症しやすく、文字どおりプールや入浴施設で感染します。
青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)
青年性扁平疣贅は約3mm程度で薄茶色のいぼのこと。10代の若者の顔や手に発生しやすい特徴があります。
軟性繊維種(アクロコルドン)
ヘチマのような形をした垂れ下がるような外見が特徴です。高齢者になるほどできやすいイボで、60代以上には必ずと言ってよいほど発生します。
イボができたら実践したい8つの民間療法
皮膚科で行われているイボの治療法には、物理的な切除や液体窒素による凍結法などがあります。しかし、これらは痛みが伴うため苦手と言う人も多いはず。そこで、世界中で古くから実践されているイボに効果的な民間療法を教えましょう。
1.免疫システムの強化
イボの多くはウイルスによって引き起こされます。したがって、イボを取り除く最良の方法の1つは、免疫力を高めることです。 実際、世界中の人々は、病気になったり、疲れたりしたときにイボが現れることに気づいています。
免疫システムを高めるためには、まず定期的な運動と十分な睡眠が必要です。さらに免疫を高めるハーブやビタミンを食事に取り入れましょう。例えばオリーブオイル、エルダーベリー、ビタミンC、亜鉛、ターメリック(ウコン)、およびキャッツクロー(カギカズラから抽出したサプリ)などがあります。
2.ニンニク
古代エジプトより薬として重宝されてきたニンニクには殺菌作用・抗炎症作用・滋養増強といった驚くべき効果があります。いくつかの新鮮なニンニクを水と混ぜてペーストを作り、イボに塗ります。包帯を上に置いて数時間ごとに再適用し、イボがなくなるまで続けます。
3.ヨクイニン
首イボとしてしられる加齢によるイボは、肌のターンオーバー不全が原因です。ヨクイニンは排膿・抗炎症をもち、ターンオーバーを正常化させる効果があることから、イボを内側からケアしてくれます。サプリで服用するほか、ヨクイニン配合のクリームなどをイボに塗布します。
4.ベーキングパウダー
ベーキングパウダーとヒマシ油をペーストに混ぜ、夜間にイボに塗り、包帯で覆ってください。イボがなくなるまで毎日繰り返します。 新鮮なバジルを同じ方法で粉砕したり、2つを混ぜたりすることもできます。
5.ビタミン
ビタミンCのサプリを砕いて、水と混合して濃厚なペーストを作ります。次にイボに塗り包帯で覆ってください また、同じくビタミンEカプセルでも同様にできますが、ビタミンCのほうが水溶性で水に溶けやすい性質があります。
6.プロポリス
一部の地域の人々はイボができるとプロポリスを1日数回塗ることでケアしています。プロポリスはミツバチが集めた樹液など蜜の混合物で、古代ローマでは「天然の抗生物質」として使われてきました。プロプリスを夜間に塗り、包帯などで朝までカバーしてみてください。
7.アロエ
古くからアロエは火傷に効果があることが知られていますが、イボにも使われてきました。市販のジェルよりも、実際の植物からとった新鮮なものが最高です。葉を切って、イボにゲルをこするようつけてください。その後包帯などでカバーします。
8.ティーツリーオイル
ティーツリーオイルには強力な殺菌作用と抗酸化作用があります。ティーツリーオイルを数的イボに直接塗布し、包帯で覆ってください。これを毎日繰り返します。クローブまたはフランキンセンスオイルと混ぜることで、さらに効果がアップします。
気になるイボを効果的にケアしたいなら
民間療法よりも効果的にイボをケアしたい場合には、独自のイボケア成分や天然由来の素材を配合した「クリアポロン」が評判です。古来よりイボに使われていたヨクイニンを配合し、あんずエキスで肌のターンオーバーを促進する効果もあります。
参考サイト:webmd/medicineNet