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ネパールへ救援に向かったパイロットが撮影した機内写真が話題に

4月25日にネパールで発生した地震により、首都カトマンズや近隣地域が大きな被害を受けています。これを受けて、世界各国から支援の手が差し伸べられています。

そんな中、アメリカから飛びだったC-17輸送機のパイロットが写した機内の画像が海外の掲示板に投稿され、話題となっています。こちらがその画像です。

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中央に救援物資が積まれ、その間を埋めるように所狭しと救援スタッフが機内に待機しています。C-17は輸送機であるため、機内は防音対策がされておらず、騒音の中で何時間ものフライト耐えなければならないとのことです。

投稿したパイロットは「ネパールで起きている状況を少しでもしってもらえればうれしいよ」とコメントしたほか、他ユーザーの質問にも丁寧にレスしています。そのやりとりの一部をご紹介します。

●「機内から椅子は取り払っているのかい? ひどい状況だね」
センターと窓側は快適じゃないね。でもそれが仕事なんだ

●「飛行中は何をしてるの? 何を食べてるんだい?」
機内はうるさいからイヤホンをしてPCなどで映画をみたりしてる。ミールサービスはないから各自で食事を持ち込んでいるんだ

●「救助犬は連れて行くの?」
瓦礫や粉塵の中に埋もれた人々を探し出してくれるスーパードッグたちと一緒だよ

●「現地はどんな感じだった?」(※現地到着後の質問)
全員と握手するチャンスはなかったけど、それでもかなりの人たちと握手したよ。いろんな噂があったから外に出て訓練通りできるか不安だったけど、幸いにも何人か生存者を発見できたよ

●「俺は微生物学者なんだけど、何か手助けできることはない?」
チャリティーやNGOを通じて手助けできることはたくさんあると思うよ。きっと何かを変えることができると思う

まだ被害の全貌も見えてこない状況ではありますが、ネパールの一刻も早い復旧を願うばかりです。現在日本赤十字社を始め、LINEのネパール応援スタンプYahooウォレットによる寄付、iTunes storeからの寄付など、PCやスマホから簡単に募金できる方法が用意されていますので、ぜひ各サイトを訪問してみてください。